1.研究の背景

LED発光ダイオードの青色の実用化が日本人の研究者によって実用化され昨年はノーベル賞受賞となった。青色ダイオードの実用化により赤青緑の光の3原色が出揃い、制御装置のデジタル化が進んだことで2005年愛知万博時には1670万色ものハーフトーンが表現可能になった。このとき中日新聞社パビリオンの屋外屋根=北斎赤富士の雪を表現するのに当時不可能とされたLED光の3原色混合による純白の表現に成功した。現在町のイルミネーションは年々さまざまな色で彩られて華やかさを増すようになった。照明はLED機能の一部である。LEDは高速点滅しておりここに情報を載せる可視光通信が2003年ごろ中川正雄慶應義塾大学名誉教授によって台頭した。また LEDの仕組みは太陽光発電も可能にした。LEDの台頭は産業構造をも変えさせている。さらに現在はスマホのアプリとつながり新たな可能性を広げている。

 

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